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レビュー

【レビュー】PS3版「The Last of Us」(プラチナトロフィー取得済み)

更新日:

PS3版「The Last of Us」ソニー・コンピュータエンタテインメント

発売日:2013年6月20日

ジャンル:アクション

プレイヤー人数:1人

ゲーム概要

あなたはこの過酷な世界を生き残れるか?

そして、何の為に生き残るのか?

最高のゲームプレイと共に、あなたに問いかける。

ゲーム史上最高のサバイバルアクションゲーム。

 

謎の寄生菌によるパンデミックの発生で、全米の人口は激減。

残された生存者たちは生き続けるため、感染者たちの脅威から逃れつつ、生存を賭け熾烈な争いを繰り返していました。

ゲームは大規模なパンデミック発生直前の夜から始まります。

街に謎の寄生菌の感染者と思わしき人々が現れ、ついには主人公ジョエルの隣人にもその魔の手が忍び寄ります。

なんとか難を逃れたジョエルの家族は街を出ようと行動に移りますが、すでに街は封鎖され逃げ場を失っていました。

時は流れ20年後。

パンデミックから生き延びた主人公ジョエルは、闇市場で武器などを売りさばき生計を立てていました。

そんなある日、とある取り引きをきっかけにある少女を街の外へと連れていく仕事を請け負います。

そしてこの仕事をきっかけにジョエルの人生は大きく変化していくことになります。

 

数々のゲームアワードを獲得し、ゲーム史に残る作品となった「The Last of Us」。

その究極とも言える没入感で数多くのプレイヤーを魅了しました。

「重厚で魅力的なストーリー」「秀逸なグラフィック」「直感的かつ自由な操作感覚」あらゆる項目で最高峰と言わざるを得ない本作品。

クリアするのがもったいなくなるほどの感情を抱いたのは久しぶりでした。

プレイ時間に比例して自然に感情移入していく作品に仕上がっています。

衝撃的なストーリー展開で終始没頭しながらのゲームプレイに、完全に止め時を見失う程でした。

本作以上にも楽しめるオンライン対戦も搭載し、非常に長く何度でも楽しめる作品になっています。

高次元で完成された作品でレビューするのも困難ですが、個人的に感じた「良かった点」「悪かった点」をまとめてみたので、プレイを考えている方の参考になれば幸いに思います。

レビュー

レビューまでの総プレイ時間:70時間

ボリューム:★★★★☆

グラフィック:★★★★★

サウンド:★★★☆☆

操作性:★★★★★

熱中度:★★★★★

継続性:★★★☆☆

満足度:★★★★★

良かった点

ストーリー

これ程の没入感と衝撃を受けるシナリオのゲームは今まで体験したことがありません。

中弛みするような場面もなく、常にスリリングなストーリー展開。

あまりに衝撃的な展開に、言葉を失った場面も多かったです。

濃いストーリーのゲームにありがちな「やらされてる感」もなく、最終的な判断や行動は自分に委ねられている部分が強いと感じられました。

文明が崩壊した世界観とも相まって、誰もが気になるストーリー、楽しめるストーリーであると感じました。

グラフィック

PS3最高峰のグラフィックです。

目の前の世界を本当にリアルに感じる、非常に作り込まれた世界でした。

滅びた文明社会、その凄惨さとは裏腹に街に広がりつつある美しい自然風景。

また、ストーリーは「春」から始まり「夏」「秋」「冬」と一年の四季を感じる体験をします。

その季節毎に移り替わる情景は何とも言えず奇麗で、その景色に思わずゲーム内世界の悲惨さや残忍さを一時忘れてしまう程です。

世界観

これは完全に人によって好みが分かれてしまうところですが、私は大好きな世界観でした。

ここまで文明の崩壊した世界を探索出来るのは、本作と「FALL OUT」シリーズくらいではないでしょうか。

とにかく細部にまでこだわり抜いて作られた世界は、知る程に魅力的になり貴重な非日常的ゲーム体験を与えてくれます。

パートナーのエリー

幼いながらも力強く、芯の通った少女エリー。

言うなれば本作は、この少女エリーと主人公ジョエルの絆を描いた作品です。

また本作ではパートナーAIであるエリーが、プレイヤーの行動に沿った形で成長していきます。

具体的にどのような変化があるかというと、躊躇なく発砲し正面突破を続け敵を殲滅していると、エリーも積極的に敵に向かって攻撃したり、発砲するようになります。

逆に正面から敵と戦わず、ステルス気味に必要最低限の敵と接触していると、エリーは物音を立てず、主人公にじっとついてくるようになります。

その行動の恩恵を受けることは数少ないですが、自身のプレイに合わせパートナーが同じように行動を学んでいく姿に、主人公のジョエルにとってエリーが大切な存在に変わっていくように、プレイヤー自身にとってもエリーが大切な存在、守りたい対象へと自然に変わっていきます。

結果的に主人公ジョエルにプレイヤーが感情移入することになり、ますます没頭感が高まるというわけです。

悪かった点

最終的には人同士の争い

リアリティを追求すれば、そういった争いに行き着くのは理解出来るのですが、多くの感染者がいる世界で、もっとたくさんの人と助け合ったり、救出したり出来なかったものかと思ってしまいます。

当然それは理想で、ゲームの世界でしかあり得ないものとなってしまうでしょうが、せっかく感染者という絶対的敵対脅威があるにも関わらず、「最後は人と争うんだ...」という残念な気持ちになってしまいました。

しかし、これは本作のメッセージのひとつでもあるように感じます。

登場キャラクターの一人も「感染者より人間の方がよっぽど怖い」と言っています。

そのメッセージは理解出来るものですし事実だとは思うのですが、結果的には私には合いませんでした。

敵キャラクターが少なすぎる

本作で世界を破滅に導いた謎の寄生菌。

これは現段階では人間にしか影響が現れないものとなっています。

なので言ってみれば敵は感染した人間と生き残っている人間の二種類だけ。

実際はウィルスに感染した人間を感染が進行した進度によっていくつかの変異状態へと分けてはいますが、数えるほど(4種類)。

人間に至っては、携帯している武器こそ違えど同じ人間です。

なので結局のところ、生存を賭けて戦う敵対脅威の種類は非常に限られています。

他の動物に感染してしまっては、もっと絶望的な世界になっていたと思いますが、そうではなくても突然変異種などを数種類増やしてくれるだけで、より戦闘が楽しめたと思います。

次回作に期待したいです。

まとめ

総評まとめ【評価:85点】

ゲーム史に残る傑作と呼ばれる作品に偽りはありません。

すべての項目、内容が最高レベルで構成された稀にみる良作です。

好みの分かれる世界観で、プレイする人を選ぶゲームではありますが、魅力的なストーリーに観ているだけでも楽しめるプレイ画面で、是非プレイ動画だけでも観て欲しいと思ってしまう作品です。

自らがプレイすればより感情移入出来ることは間違いないので、気になっている方は是非ともプレイして欲しいと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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