1983年に発売されたファミリーコンピュータ。
発売以降、子供たちを夢中にさせたたくさんのゲームソフトがあります。
ここでは、私が今までにプレイしてきた中で最高に面白かったファミコンソフトをランキング形式でご紹介したいと思います。
ランキングは10位から1位まで、簡単な感想とゲームソフトの紹介も合わせて記載していきます。
もしまだプレイしていない作品があれば、是非ともプレイして欲しいと思う作品ばかりです。
※ランキング対象ソフト『1983年~1994年までに発売されたファミコンソフト1,053タイトル』
惜しくもランクインしなかったタイトル
12位 ゴルフ
人生初のゴルフ体験。(ゲームですけどw)
求める飛距離や地面の状態により「ドライバー」や「アイアン」などクラブを変えることを初めて知ります。
操作は簡単でありながらも「風」「傾斜」「打つ強さ」と管理しなければならない要素は多いです。
そのためゲームで出来ることはすぐに把握出来ますが、攻略へのアプローチは人それぞれという奥深さがありました。
発見の多かったゲームで、人によって攻略の違いを楽しめる作品です。
11位 スーパーマリオブラザーズ
ご存知、マリオが主人公の横スクロールアクションゲームの第一弾。
任天堂が世界に誇る傑作アクションゲームです。
その後のアクションゲームの基準を作り上げたと思える本作ですが、このクオリティに達しているファミコンゲームはその後もなかなか現れなかったのではないでしょうか。
様々な状態に変化するマリオや壊せるブロック、入れる土管など、それまでのアクションゲームにはない独特の演出とシステムに大いに楽しめた作品です。
お待たせ致しました。
それではランキングスタート!!
個人的ファミコンランキングTOP10
10位 ツインビー
縦スクロールシューティングの傑作「ツインビー」の第一弾。
それまでの縦型シューティングと言えば「ギャラクシアン」や「ギャラガ」「スペースインベーダー」、スクロールするものであれば「ゼビウス」と「良く言えば硬派」「悪く言えば変化のない単調なもの」でした。
そこへ突如現れたポップで可愛らしいシューティングゲーム。
しかも自機はベルによるパワーアップが出来たり、ダメージを食らうと両手が封印されボムが使えなくなるといった面白い仕様が盛り込まれていました。
当時のファミコンプレイヤーが夢中にならないハズもなく、大人も子供もみんなで楽しめた作品でした。
しかし肝心の難易度はというと、シューティングゲームあるあるですが、やっぱり「難しい」。
面白いは面白いのですが、多くの子供たち(私も)を苦しめたのも確かだと思います。
2人同時プレイで協力してステージを攻略していける仕様も素晴らしく、ファミコンは1人で黙々とプレイするものじゃなく、友達や家族と一緒に楽しむものなんだと気づかされた作品です。
9位 パロディウスだ!
シューティングゲームが続いてしまいますが、こちらは横スクロールのシューティングゲーム。
横スクロールシューティングで同社の代表作「グラディウス」のパロディ作品です。
システム面はほぼグラディウス同様で、パワーアップアイテムを獲得し自分の好きなように自機をパワーアップしていけるのが魅力。
人それぞれに得意な武器を選択し、人それぞれの攻略方法でステージ突破を目指します。
「グラディウス」との違いはゲーム全体の雰囲気で、「グラディウス」は所謂「硬派なシューティング」、パロディウスは「お祭りシューティング」と言ったところでしょうか。
ただし難易度が低いかというとそんなこともなく、「グラディウス」よりはやさしいですが適度に調整された歯応えのある難易度に設定されています。
「グラディウスちょっと難しい」という方でも本作であれば楽しくプレイ出来るかもしれません。
私は個人的に「グラディウス」よりもこちらの「パロディウスだ!」の方が単純に楽しめました。
「グラディウス」ももちろん面白いですが「パロディウスだ!」はより遊びやすさを重視した作品と言えそうです。
8位 マッピー
ステージ攻略型のアクションゲームです。
テレビ画面二つ分ほどのステージ内でネズミのマッピーが敵(ネコ)との接触を避けるようにアイテムを集めてステージクリアを目指します。
マッピーは警察官のような格好をしているのに、ネコに追いかけまわされ挙句接触するとアウトって、今思うと変な仕様。
しかし、初めてプレイした時感動した程面白いギミックの詰まった作品でした。
「ゴムロープ」や「ドア」「鐘」など、使い方次第でネコを撃退出来る仕掛けの数々に当時は最高に興奮しました。
ネコに触れられないようアイテムを集めるだけの簡単なゲームですが、使用する回避トラップやネコの配置でリアルタイムに変化するアイテムの回収ルート。
やっていることは「パックマン」と同じなのですが、数種類のギミックとその配置で面白さが倍増されています。
本当に子供の頃は何時間遊んだかわからないくらい遊んだ作品で、ファミコンゲームで一番印象に残っているゲームかもしれません。
7位 忍者龍剣伝
高難度で知られる横スクロールアクションゲーム。
ファミコンで高難度のアクションゲームと言えば「魔界村」が有名ですが、私は本作の方が好きです。
「魔界村」シリーズは全4作クリア済み、「忍者龍剣伝」シリーズもファミコン全3作品はクリア済みです。
その上で他の作品と比較して、やはり「忍者龍剣伝」は優れている部分が多いと感じます。
理不尽に難しいだけのゲームではありません。
「演出ムービー」「音楽」「アクション性」「操作性」どれを取ってみても本作に匹敵するファミコンソフトは多くはないと思います。
本作の主人公「リュウ・ハヤブサ」は、その後「NINJA GAIDEN」シリーズや「DEAD OR ALIVE」シリーズにも出演し、活躍を続けています。
実は海外では熱狂的ファンを多く持つ人気シリーズで、隠れた(隠れてない?)名作です。
6位 魁!!男塾 疾風一号生
まさかのキャラゲーです。
基本は横スクロールのアクションゲームで、ボス戦になると奥行きのあるフィールドでの戦闘になります。
キャラゲーと侮ってはいけません。
ご存知の通り(ご存知じゃない!?)、ファミコンゲームでは良質なキャラゲーが実は非常に多いのです!!(興奮し過ぎ!?)
んなこた置いといて...。
実はこのランキングの中で、私が唯一クリア出来ていない作品でもあります。(ゲームクリアという概念がある作品で)
更に私はプレイ当時「魁!!男塾」を読んでいませんでした。(笑)
それでも単純にひとつのゲームとしてとても面白かったです。
いろいろな仕掛けで満載のステージ。
なんだか緊張感のあるボス戦。
倒したボスが仲間になっているサプライズ!
応援でなぜか回復する体力...。
原作をまったく知らないからこそ楽しめたのかな?
何だかよくわかりませんが普通に面白かったキャラゲーです。(笑)
5位 SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団
まさかのまたキャラゲー。
この作品も普通の横スクロールのアクションゲームなのですが、「ガンダム」「仮面ライダー」「ウルトラマン」「宇宙刑事」シリーズと、所謂当時の子供たちに人気のヒーローを操作キャラとして扱ったアクションゲームです。
当時私も好きだった「仮面ライダーブラックRX」を使って遊べる(弱かったけど)だけでも十分に楽しかったです。
自分の好きなキャラクターを操作出来るだけで無条件に楽しめてしまうという、未だに人気ゲームの根幹にある要素を体現した良作。
ただ単純なアクションゲームとしてもなかなかに歯応えのある作品で、キャラクター抜きにしても問題なく楽しめる作品です。
4位 テニス
「シンプル イズ ベスト!」
この言葉がピッタリの作品です。
試合以外の要素をすべて排除し、複雑な操作もまったく必要としません。
シンプルでいて奥深く、単純にプレイヤーの「思考力」「操作力」を求めてきます。
そのため、とにかく無心でプレイ出来る没頭感と快適さがあり、何も考えずプレイに集中して自分との闘いを楽しみたい方にお勧めの作品です。(笑)
3位 ヨッシーのたまご
少し特殊なルールの落ちものパズルゲームです。
子供ながらに「いろいろな敵キャラクターを詰め込んだたまごから生まれたのがヨッシーなのか!」と若干のショックを受けました。
このゲームも余計なことは一切考えないで無心でプレイ出来るゲームで、ただひたすら次に落ちてくる敵キャラクターとお皿の配置に神経注ぎます。
高く積み上がったお皿を動かした時の何とも言えない「グリンッ、グリンッ」という感覚が好きです。
なぜか病みつきになる不思議な魅力を持った任天堂の傑作パズルゲームです。
2位 スーパーマリオブラザーズ3
ご存知「スーパーマリオブラザーズ」のシリーズ第3作目。
シリーズ第2作目の「スーパーマリオブラザーズ2」は、敷居の高いディスクシステムでの販売で、大きなビジュアルの変化もなく、ただ難易度が上昇したゲームという印象でしたが、本作は違いました。
まずカセットソフトのラベル絵からして楽しそうでした。(笑)
初めて遊んだ時は衝撃と感動!!
「スーパーマリオブラザーズ2」から10倍、いや30倍くらい面白いゲームになっていました。
マリオが行えるアクションが大幅に増えてパワーアップしたことに加え、スゴロクのようなマップのなか、自分で次のステージを選べるという楽しみまで増えました。
こうしてステージの進行が自由になったため、「難しいステージに挑む前にクリア済みのステージでアイテムを収集し、万全の態勢で挑む」といった戦略性なプレイまで可能にしています。
ファミコンでゲームを遊んだことのある方で本作をプレイしていないという方は、多分ほとんどいないんじゃないでしょうか。
なので、もしファミコン世代ではなくてまだ本作をプレイしたことがないという方がいれば、古い作品と敬遠せずに一度プレイしてみることをお勧め致します。
発売から何十年もの時間が経過していますが、今プレイしても面白いと思えるまさに傑作中の傑作ソフトですよ。
1位 熱血高校ドッジボール部
「体力がなくなったらアウト!」ってもうドッジボールじゃないじゃん!!
栄えある個人的ファミコンランキング1位は"くにおくんのドッジボール"こと「熱血高校ドッジボール部」です!!
もう何回プレイしたかわからないくらい遊びました。
皆さん『コートの後ろまで走って行ってジャンプショット!』を繰り返しましたよね!?
やることは単純なんですけど本当にめちゃくちゃ面白いゲームでした。
考えてみれば、ドッジボールがテーマのゲームをプレイしたなんて、この作品とスーパーファミコン版「ドッジ弾平」くらいです。(笑)
私が子供の頃は結構ドッジボールが流行っていたのか、学校の休み時間とかにもよくやっていましたね。
ちょっと意外な作品が1位になってしまったかもしれませんが、絶対に面白いゲームであることはお約束します。
「プレイしたことがない」という方には是非ともプレイをお勧め致します。(笑)
ランキング一覧
- 熱血高校ドッジボール部
- スーパーマリオブラザーズ3
- ヨッシーのたまご
- テニス
- SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団
- 魁!!男塾 疾風一号生
- 忍者龍剣伝
- マッピー
- パロディウスだ!
- ツインビー
おまけ:2人協力プレイが面白いファミコンソフト
T.M.N.T(ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ)2 ザ・マンハッタンプロジェクト
映画にもなって今では知っている方も多い「ミュータントニンジャタートルズ」のベルトロールアクションゲームです。
軽快な操作性でストレスなく敵をなぎ倒していけます。
キャラのダメージエフェクトも笑えるものばかりで、やられている仲間を見ながら爆笑してしまいます。
友達や兄弟と一緒にケンカしないで協力プレイして下さい。(笑)
ダブルドラゴン
こちらも有名なベルトロールアクションゲームです。
タートルズよりはストイックなイメージを受けますが、「コマンド入力からの特殊技」や「相手のドロップアイテムを利用した攻略」などの要素から、2人で戦略を立てながら楽しく進んでいけます。
ステージ後半からは嫌らしい敵も増えてなかなかに難しいゲームですが、協力して2人で攻略出来た時の達成感は大きいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
あなたの好きなゲームソフトもランクインしていましたでしょうか?
あくまで個人的な好みでのランキングですが、どれも絶対に面白いお勧め出来るゲームばかりですので、未プレイの方は是非一度ご自身でプレイしてみて下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。